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会議報告書 つくば市 | 上郷高校跡地利活用方策検討会

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(1)

第5回 上郷高校跡地利活用方策検討会 会議報告書

1 日時

平成 28 年3月 29 日(火)13 時 30 分から 15 時 30 分

2 場所

つくば市役所6階全員協議会室

3 出席者

(委 員)大村委員,大島委員,佐藤委員,坂本委員,光田委員,土田委員,秋葉委

員,志保委員,小林委員,岡本委員,木村委員,浜中委員,須藤委員,

星野委員,長島委員

(事務局)企画・国際課長,企画・国際課長補佐,企画・国際課担当者

(傍聴者)3名

4 内容

(1) 開会

(2) あいさつ

(3) 議事① 第4回会議で出された意見の整理について

議事② 利活用の方向性について

〔事務局より,資料について説明〕

〔以下,質疑事項のみ抜粋〕

(座長)

今まで4回にわたって議論されてきたことをまとめていただいて4つぐらいの案と

(2)

それについてもまた少し議論をするということで,是非ご意見を出していただけれ

ばと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

(委員)

前回のお話と重複するところがあると思いますけれども,ご了承お願いしたいと思

います。

それでは,私の考えた,広範囲なものづくりセンターについて,座長のお話を引用

しまして,お話ししたいと思います。文化教育施設というのを,様々な分野,言うな

れば,ヨロズ屋的,まず「農」に関して,年齢には関係なく,今からでも勉強してや

ってみようという情熱的,意欲的,活動的な人には,放棄地や農家の畑を借りて,一

から耕し整地し自分で野菜や果物を栽培し,収穫したあかつきには,施設で料理し味

わってもらう。出来た作物を家に持ち帰りたい人は,持ち帰ってもらうという様なバ

リエーションを考えてみてはどうか。たとえば女子栄養大学でも,埼玉にキャンパス

と農場がありまして,学生が野菜を育て,その場で料理をして旬の味覚を味わってお

り学生には大変好評であると,日経新聞に載っておりました。そういうことで,「農」

をやりたい人は「農」を行ってもらい,付加価値を付けるために作付や農薬など解ら

ない人には,専門の指導員をつけて実技と講義を一体的に行って指導する。先生に

は,県の農業普及センターあるいは種苗会社あるいはつくば市にある農業研究所から

来て頂く,また,出来た野菜や果物について,調理方法が解らなければ,料理研究家

による料理講座やパティシエなどによるスイーツ講座等々を開設して,出来るだけ付

加価値をつける様な,農業体,体験農場,農業体験農場をつくる。

次に,座長が話しておりました,自転車を一から造りたい,という人には専門の指

導員を付けて自分なりのオリジナルの自転車を製作してもらい,完成の喜びや感動を

味わってもらう場を提供し,また,陶器をやってみたい人には陶芸工房の場を提供

し,アートをやりたい人にはアトリエを提供する。それから,前回の委員会で座長が

(3)

取手市には,東京芸大のキャンパスがあることを思い浮かべ,取手市役所に連絡をと

りまして,取手アートプロジェクトが活動しているとのことで,プロジェクトのリー

ダーを紹介していただき,連絡を取りまして,3月の 23 日に会って話を聞いてきまし

た。

リーダーは東京芸大出身の女性の方です。NPO 取手アートプロジェクトは,アートプ

ロジェクト実行委員会というのがあり委員長が芸大美術学部長,副委員長が取手市長

以下,お歴々の方々が委員になっております。その下部に実施本部がありアートや取

手不動産など様々な事業をやっており,実施本部の中の,取手アートプロジェクトの

オフィスに所属する方たちが,実際に,空き家や空きビルのアートを手掛けていると

のことです。

しかし,資金は国の助成金,例えば,文化庁,国土交通省や色々な財団からの助成

金でまかなっているということです。

取手アートプロジェクトは,最近は,芸大の先生が直接かかわるのではなく,アー

トに興味がある人や一般のアート専門の人達がやっているとのことです。大学がかか

わると,一般の人は,「上からの目線で見ている」,「学校がやっているんでしょ」,

「私たちには関係ないわ」,ということになってしまうのでやめているとのことです。

話はまだまだありますが,廃校をアトリエにしている所は,全国でも結構あり,近い

所では千葉県市原,茨城県利根町などにあるという事で,3年に一度,アートや演芸

などの芸術祭が行われ,全国から数十万人もの人達が来るそうです。ここで特に強調

したい事は,すごく不便な所でも,数十万円もの費用をかけてやってくるそうです。

それから,利根の小学校をアートしたとのことで私も一度,利根町に伺ってみようか

と思っております。

アートに関したことだけでなく,地元の人が関わっていると,イベントの時に沢山

の人が来るので,地元の人たちは食堂やカフェを開いてお客をもてなしているそうで

す。そこで,リーダーの女性が提案されたのは,野菜や果物は仕入れたものでなく地

(4)

と良いではとの事で,地元とのかかわり方についてはその辺から行った方が良いので

はないか,との事でした。

先程紹介しました千葉県・市原ですが,「月出工舎(つきでこうしゃ)」は廃校にな

った学校で,今から 10 年後の未来を多視点な角度から捉え,美術も,建築も,音楽

も,デザインも,ダンスも,農学も,社会学も,生命研究も分野や世代を超えて共振

する場をつくり,新しい世界観・知を創生することを目指す。廃校となった旧月出小

学校を舞台にプロジェクト「遊・学・匠・食」を展開して,みんなでつくる新しい学

校だそうです。もう一つ紹介して頂いたのは,総務省のオープン・リノベーションで

す。老朽化した建屋をアートや建築家が手をくわえてリノベーションすることに,国

が資金を出してくれるので,市は,資金を出さなくともリノベーションできてしまう

システムもあるとの事です。

最後に,プロデュースするプロデューサーはいないでしょうかと聞いた所,筑波大

にも2,3人いますよと言っておりました。

さらに,つくば市はどういう事業を主体にやってゆくのか,その辺ではないでしょ

うかと言っておりました。

別な話になりますが,私は,地元を元気にするにはどうすれば良いのか,地元の人

達と話し合わなければと思い,3月の 21 日に消防団の人に集まっていただき,30 から

40 代の団員7人が来られました。話を聞いた所,今は,若い 20 代の人は,デジタル社

会なので,家でパソコンやスマホなどで,ゲームをしたり,用事を済ませて,いやが

って集会などに出てこないのが現状だと。だから,若い人とはコミュニケーションが

とれないと,なげいておりました。元気にするには,上郷高校のグラウンドもあるこ

とだし,子供を通して親を参加させて,サッカーや野球などのスポーツを行うのが良

いのではないでしょうかと言っておりました。

それから,上郷高校の跡地について,今,上と下のクラスの高校はあっても中間レ

ベルの高校がないので,普通科の科目でない高校を作って欲しいとか,上郷地区には

(5)

いるので,病院を作ってもらいたいなどの話が出ておりました。初めなので意見も余

り出ませんでしたが,徐々に話をして行こうと思っております。次は,他の分団と話

してみようかと考えております。今後少しずつこうして輪を広げて行くことにより,

何らかの施設が入った折りには地元と施設とのコラボしたシナジー効果が生まれれば

と思っております。

私は,この頃,つくづく思うのですが,廃校になったことを,ネガティブに捉える

のでなく,むしろ天・神から与えられたさずかりものだとしてポジティブに捉えてみ

てはどうかと,そして,より良い施設をつくりあげれば良いのではと,その様に考え

たりしておりまして,そして,私は,言うだけでは,机上の空論になってしまうので

はないか,実際に,聞いて・話して・行動に移さなければダメではないかとつくづく

思っております。以上です。

(座長)

はい,ありがとうございました。非常に,委員が思いをこめて作ったような形で

取材をされていて,可能性を探っていらっしゃるのは非常に敬意を表したいと思い

ます。

どうぞ,皆様方もご意見をお願いいたします。

(委員)

前回この委員会の中で質問されたときに,お伝えできなかった内容がございますの

で,ちょっとこの場をお借りしまして,ご説明させていただきたいと思います。ま

ず,上郷地区の農業とか農業振興地域でございますが,その中で認定農業者が現在,

市全体で 217 経営体がございます。このうち上郷地区については 33 経営体,割合にし

て 15.2 パーセントです。地区別の認定農業者数につきましては,ここはやはり筑波地

区,谷田部地区,桜地区,そして4番目に豊里地区になります。

それから,農業経営士,それから女性農業士とか青年農業士につきましては,市全

(6)

な,と思います。それから,農業振興地域整備計画につきましては,平成 21 年6月に

策定されたものが現在有効な計画でございます。この中で,豊里地区につきまして

は,特徴と,これからの近代化施設の整備計画が公表されておりますので,こちらを

ご紹介したいと思います。まず,この地区の特徴としましては芝,水稲,そしてブル

ーベリー,これらが非常に盛んであるということです。

芝や水稲,それからこの地域の特徴はやはりブルーベリー作付面積が非常に大きい

ということです。これを受けまして,今後は栽培技術の研究に努め,品質,生産性の

更なる向上を目標,課題とするとあります。また,生産組織の拡充に伴い,作物に付

加価値をつけるための農産物加工場,あるいは出荷場整備,更には都市住民との交流

を目的とした加工体験施設の整備を検討課題とするというようなところでございま

す。以上でございます。

(座長)

はい,ありがとうございます。他にはいかがでございますか?

(委員)

豊里地区で,上郷農業高等学校ということで引き継いでいくのには,道の駅のよう

な形で,農産物販売,それから体験型,そういうことが,いいのではないかと思いま

す。やはり,賑やかにするには,道の駅のような形でやらないと,なかなか農産物販

売の直販ということでやってもなかなか集まらないのが現状だと思います。

そういう面で,今度は圏央道も来ますので,集客ができるんじゃないかと思います。

また,やはり豊里地区に陸上競技場,それから体育館を利用した体操系など,体育

館を直せば結構できるのではないかと思います。子供たちが今使っている現状から見

てみますと,そういうことも先駆けていけば,子供たちも大きくなって帰ってきて,

(7)

経緯がございます。北島三郎先生ほかそういう方が使っていました。そういうコンサ

ートをできるような施設にしてもいいのではないか,とわたくしは思っています。

(座長)

はい,ありがとうございます。

ほかにはいかがでございますか。

(委員)

皆様がいろいろ取材されたり,貴重なご意見を伺っているのですが,わたくしは,

一番最初この委員会に入れていただいたときに,この地域の方はできれば文教施設に

したいというようなお考えを持っているような印象がございました。

文教施設に関してですが,校舎を拝見しましたときに,今のご意見のように,柔道

や,体育館で日本的なものも,なかなか立派なものであったな,と。あれは使えるの

ではないか,というような気持ちは持っております。一番最初にちょっと申し上げた

のですが,たとえばアジアからの,たとえば農業を教えるにしても,留学生などを対

象にした形にはならないのだろうか,という意見を出した一つの理由には,上郷のイ

ンターナショナルスクールがございます。あのインターナショナルスクールは,今度

バカロレアの認定校になるということで承認されました。

ということは,それなりに上郷地区で国際化が行われている地域があるわけですか

ら,なにかそういうものを活用して,学生を集める,介護士や看護師の学校,農業を

教える学校という可能性があるのではないかと思います。何かひとつ,現実的なもの

から議論をやったほうがいいと考えております。つまり,夢を語ったり,こちらのま

ちづくり体験講座も素晴らしいのですが,これはソフト面のお話でございまして,ソ

フト面は誰でも夢は語れるのですが,誰がこれを主導して,どこからお金を持ってく

るのかなど,それがない限り,うまくいかないわけなのですね。ですから,手近なと

(8)

えております。例えば,筑波学院大学の多目的広場を東日本大震災までは使われてお

りましたが,それから何も使われなくてただ荒れ地となっておりました。そこを,NPO

の方と筑波学院大学でお話がなされ,スポーツ振興センターからの助成金,それから

銀行からお金を借りて,サッカー練習場にして,この日曜日にオープンしました。こ

のように誰か旗振りの人を見つけて,文教施設であっても,中高年の人たちがアート

をやるのでもいいのですけれども,そのコアになる人を見つけて,お金を集める算段

ができないと具体化しないような気がします。ですから一番この中で,労働施設とい

うのがわかりやすいかなと思いますが,このままではちょっと民間開発事業所の工場

を誘致するというのはなかなか難しいのではないかと思います。ちょっとずつ減らし

ていって,この3つぐらいとか2つぐらいでこの委員会としてはこのような可能性が

あるのではないか,というふうに,やっていくといいかなと思います。

(座長)

ありがとうございます。大きく分けて,考え方として,今のある既存の施設を全部

撤去して新規にやる,という考え方が一本としてあったとするならば,もう一つは,

今ある既存のストックをできる限り活用して,やっていくという考え方があります。

それから,国もやっぱり財政的にいろんな制約条件が厳しい中で,いつまでも外部

資金に頼りきるというのはなかなか難しいとしたら,立ち上がったプロジェクトなり

事業が最終的には自立できるような仕組みになっていかないと,なかなか難しい話だ

と思いますね。今委員がおっしゃられた中でも,今日事務局の方向としては4つ出さ

れた中で,民間開発事業所工場というものをこういった形でやるというのは難しいか

なと思います。また,ほかの事例で言えば,物流や,大きな工場というのは,それな

りの需要が出てきているということは確かなのですけれども,これはもう少しもっと

条件のいい,よりインターチェンジに近いことや,より基盤が整備されているところ

(9)

外部で,立地しようとするときに,地価の競争だけではないと思います。やっぱり,

立地条件がどうかっていう話を考えなきゃいけない。

逆に,委員がいろいろ取材されて,提案されていたのですけれども,もう一つ考え

たほうがいいと思うのは,今回の上郷高校跡地で何かを建てたときを含めて,たとえ

ば,その周辺との関係,たとえば滞在型観光農園や,人々が訪れるとしたら,その周

辺に魅力があるかということですね。若い人たちが,大きな流れではないとしても,

もう一回ふるさとに帰ってくるという U ターンとか I ターンのような話が出てくる,

あるいは農業に関心を持つ人が出てきて,地方回帰という動きが出てくるということ

が,よく報道されております。やはりそこは,豊かな自然であったり,豊かな歴史が

あったり,そういうことができる空間があると思います。そういう意味で言えば,例

えば,日本全国で,空き地,空き家の問題がすごく深刻化して,国土交通省なんかか

らも空き家のための整備計画を作るようにというものがおそらくこれから各自治体に

要請として出てくると思うのですが,例えば上郷地区で空き家化が進んでいるような

ところをどうやって活用しながら元気にしていくか。さきほど,委員がおっしゃられ

た,留学生は,どこに滞在するかなど,そういうところも考えていかないといけな

い。それから,文化の違い,たとえばアジア系の中でもたとえばインドネシアの

方々,あるいはマレーシアの方ですと,イスラム系の,文化主義な関心が強い,イス

ラムの人たちは敬虔な宗教者の方が多いとなると,モスクが近くにあるかどうかとい

うような,たとえば,国際化的なことを考えたとき国際的な人々を受け入れる施設と

か,ソフトウェアをどう担っているのかということは考えなきゃいけない,など,い

くつかプロジェクトを提案,考えるときにほかの周辺状況もどうやって整備していく

のか,しかも,なるべくそれがお金がかからないようにしないと,この提言にならな

いのかなと思います。もう一つは,国が主で考えているという話があるのではないか

と思います。農業だけという話ではなくて,先ほど委員がおっしゃったように,農業

とたとえばアート的なものを組み合わせるとか,農業と少しものづくり的な仕事的,

(10)

加価値がどうやって作られるのか,ということをやっぱり考える必要があるのかなと

思います。ひとつひとつだとありきたりだけれども,組み合わせることによって,も

う少し創意工夫を組み合わせることによって少し他とは違った新しい価値が生み出せ

るのかなど,そのような話がみなさんから出していただけると,より焦点が絞り込め

ていけるのかなと思っております。ぜひ,ご意見を出していただければと思います

が。

(委員)

先ほど申し上げました,農とアート,そういった組み合わせも,よろしいのではな

いかと。先ほどの話をしたときに,アートをやって,例えば,芸術祭,そういったと

きに,全国各地から何十万人も集まってくる。そのとき,地元の食堂,そういったと

ころに地元の野菜とか施設というか,学校で作った,農場で作った野菜を提供するな

ど,いろいろ方策は考えられると思うのですね。ちょっとどうしようかということで

先ほど,リノベーションしてくれるのは総務省,というようなことを話したんですけ

れども。

(座長)

筑波大学は農業系の先生方が,確か大学のキャンパスの近くに実験農場的なもので

栽培することによって,新しい資源を生み出せないか,石油代替型のエネルギー源を

出せないかということを,研究されているのですね。あるいは,筑波大は,体育館,

スポーツ施設,人間科学,っていう形になってきている。これから日本社会は,上郷

地域に関わらず超高齢社会になってきているというところで,医学的な必要性が高く

なっているのですね。そういうときに,実験的なデータがものすごく必要になるわけ

ですよね。例えば,そういうことでこの上郷地域の高齢者の方々が率先して,高齢社

会研究とコラボレーションして,自分たちが,日々体験する活動のデータを提供する

(11)

性をもっと探っていくとか。できれば,つくばが持っているいろんな研究,教育的な

資源をうまく活用する,早く手を挙げる,これも一つの考えなんじゃないかな,と思

います。

だから,先ほど取手のアートもやはり芸大が取手にやってきたことを一つの契機と

してできないか,ということですよね。そういうことを考えて取材をされたら,筑波

大にもいらっしゃるのではないか。筑波大の方も使わなければいけないし,それから

いろんな各研究機関なんかで,すごく地域に役立つ研究をされている部分もあるわけ

ですから,そこをぜひコラボレーションしていったらいいのかなと。いろんな各研究

機関も,自分のところの外部評価を受けるにあたってどういう地域貢献をしているか

っていうのがすごく積極的ですので,筑波大,各研究機関も,つくば市が一番それは

知っていて,やれる話なのだろうと思いますので,ぜひ,そこを突破口にするってい

うのも一つかなと思います。

(委員)

例えば,このアートっていうのも,茨城県全体のことを考えると,芸術などに特化

している市はもうあると思います。たとえば笠間であるとか。そうすると,上郷で突

然映画祭,芸術祭をやってもそれが実るまでに 15 年くらいかかるかもしれないわけ

で,やはり,ここ独自のアートだったらあの委員もおっしゃったみたいに,中高年の

アートだといいのですけれども,やはり全体を見て,ここは何が強く,強みになるか

というような考え方をしないと。取手は,もう芸大が持ってやってらっしゃるわけで

すし,それからさきほど,中高年の体育のことなのですが,相模原とか神奈川県でロ

ボットを活用した中高年のラジオ体操とか,そのような体操をしているところがあり

まして,ものすごくそこは流行っているわけです。筑波学院大学は教室の外から見ら

れるところでロボットが主導するラジオ体操,などという,つくば市の周辺のお年寄

りの方のデータを取るというのを始めている先生がいるわけですね。ですからもっと

(12)

はり筑波大ときちっと話をして,そのようになさるのが一番効率的ではあると思いま

す。

(座長)

今回,ワークショップの話をしていただいて,多少筑波大の学生も参加したという

話があったと思います。そういう意味で言えば,もう少しここをどうやって活用する

か,委員会としての提言が出てきたときに,あの既存ストックを少しでもリノベーシ

ョンしてどのように改善したら目的に合った形で使えるかということの提案を,たと

えば筑波大の芸専とか都市計画系とか建築系の研究室の先生などに出していただくと

いうことも考えられます。それから今,アフタヌーンソサエティということで,リノ

ベーションのカリスマになっている方がいるのですけれども,全国各地でリノベーシ

ョンスクールというものを行って,豊島区,豊島区も空家が多いということで空き施

設をどうやって活用するかなどを行っている。あとは北九州や長野,などでも出てき

ているのですよね。そういう意味で言えば既存ストックをうまく再生,活用していこ

うっていうのは一つの大きなムーブメントになってきているので,それに新しいデザ

イン的な要素を,コミュニティデザイン的な要素が入っていることによって話題性を

呼ぶし,それから自分たちの地域の人たちも,今まで担っていたところがたとえば色

を変えたりすることによってすごく新鮮な施設に代わることだってあり得るわけです

から,そのようなことを行うのもひとつの考え方だろうと思います。

(委員)

さきほど 15 年間,大分スパンがかかるというような話でしたけれども,私がいろい

ろなお話を聞いて,利根町とか,3,4年で,ある程度軌道に乗ったっていうような

話を聞きました。15 年も 20 年もかかる話じゃないと思います。無理だ,という意見も

(13)

(座長)

もう一つ話題提供として,みなさん朝のニュースで見られたと思うんですけれど

も,アメリカで今すごく流行ってきているのがタクシーではなくて,乗り合いの,ス

マホを使って,自分が今ここに行きたいと登録している事業者のところにメッセージ

を送れて,その一番近場に居る人がその人を迎えに行き,普通のタクシーの料金の4

割とか3割くらいになる。その日本版ができていて,京都の過疎地で 100 人ぐらいの

方がこの講習を受けてやっていると。今コミュニティバスなどのサービスというのは

やはり,公共側が相当負担をしなくてはいけないのですけれども,そうではなくて,

私たちぐらいの世代で,まだ車を運転できるけれども,普段ほとんど使わなくて,週

末くらいしか使わなくて,現実は寝ているような車を有効活用できて,ちょっとした

お小遣い稼ぎにできるというような話になってきたら,今まではモビリティ的にハン

ディキャップを負った地域が非常に改善される要素が出てくるわけです。そのような

意味で言えば,先ほどの委員がおっしゃった,バスのサービスが悪いとか,医療施設

がなくなってきて,過疎地になってきているというのも若干そういうのでできている

とかですね。上郷にやや集客的な,訪れたいというような施設が来た時にとかです

ね,新しい実験特区的なものとして認定してもらって行うのもひとつの手だと思いま

す。いろいろな小さなエクスペリメンタルな実験プロジェクトを組み合わせてやって

いって,ローコストで,ちょっと失敗しても手直しが効くのですね。ところが巨大な

施設でものすごい投資してしまって,うまく立ちいかなくなったらもう惨憺たる目に

遭うわけですから,できる限り小さいことで大きく育てるような方針でやるというの

も一つの手だと思います。

(委員)

実際には,むずかしいのではないでしょうか。

(座長)

(14)

バス事業者に対しても,バスメーカーに対しても,かつての運輸省,今国土交通省

ですけれども,相当自由度を高めてきています。ユーザーというか,暮らしている人

の不便をやっぱり克服するために何が必要か,という形でやらなきゃいけないってい

うことだろうと思います。

他に,ご意見ありましたら。アイディアでも結構ですし。あるいはこういうこと言

ってもまだまだこんなところが足りないのではないか,ということでも結構ですし。

(委員)

今座長の方からも体験講座のお話がちょっと出たので。

体験講座そのものは,市民にまちづくりの体験をしてもらう趣旨で開いているの

で,大島先生も言われたように,予算の話はしていません。ですからヒト・モノ・カ

ネとかそういうものを一切抜きにして自由に考えてもらうと,こういうものができ

る,それが結果だと思います。それともう一つは,3班編成で作ってみると,三者三

様で,全く違うようなものが出てくるというのが現実です。ですから,議論をしてい

って,一つに煮詰めていくっていうのはかなり困難なことかな,と実感します。座長

が言ったように,大学とコラボして提案を受けながら考えていくように,というのは

ひとつのあり方かなと思います。

(座長)

ほかにございますか。

(委員)

前回のときに,今日のレジュメの2ページの通り意見交換をしていただいたんだと

思いますけれども,本日もそれの調整という中で,施設関係,できればただ他力って

いうことでなくて,自ら,つくば市が,市の税金でまず市民のために,近隣のために

(15)

れば,望ましいなと思いますけれども,まずもって基本は,市が購入して,市民のた

めに,豊里,上郷地区,東光台だけでなく,そこをスタートさせていかなければと思

っております。それから先ほど言ったように学校関係,先ほどもご意見ありましたけ

れども,中間レベルの学校,高校が少ない,ない,ということで,受験がかなり偏っ

てしまっているという実態も起きておりますので,そういう弾出しも伺いながらと思

うところもございますけれども,本日の皆様のお話も伺いながら,委員が言われた思

いも含めますと,わたくし的には個人という立場の意見ではないのですけれども,陸

上競技場,そういったものを運動施設っていう形で市民のため,という基本から,体

育館も作る,それから体育館も極端に大きい今までの体育館で,修繕,耐震工事がで

きれば十分かなと思っておりますけれども,そういった中において前々回にお話しし

ていたかと思うのですけれども,基本的に防災拠点にも使えるように,現状体育館に

は,防災備品が収蔵して,保管しておりますので,地下に造るのか,もしくは土地が

ありますので,しっかりとしたものを作るか。現状だと防災備品の倉庫としてまとめ

ておりますけれども,あの体育館自体は使えません,耐震構造がなっていないところ

に防災備品を置いておくこと自体が,私は疑問だなと思います。ですからやはり防災

倉庫なら倉庫としてしっかりとしたものを作って,体育館も使えるように,そして陸

上競技場,そういったことによっての地元のかかわりというのが使えるような。さら

に,委員の方から今アートをということでございますけれども,いわゆる農業を含め

た日本の,つくばの伝統文化を,次の世代に,農業後継者を育てる所の開設も含め

て,もしくは陶芸でも絵画でも,盆栽でも生け花でも,そういった伝統文化を継承す

るような施設も,もし利用ができる建物が使えればですが,もしくは必要なだけ壊し

て,使いやすい最低限な場所を作って,そういった形で地元の方々の拠り所となる。

また,先ほども消防団の方とのお話もありましたけれども,若者も集えるような,そ

こに集まってくるような,高齢者が昼間お茶をして,お茶を飲みに行くっていう場所

になるかと思いますけれども,高校生,20 代の方々が集まれるような,そのような場

(16)

な交流センターのような形の中で伝統文化やアート,そして農業を含めた,そういっ

たものを備えた陸上競技場,体育館,さらには防災拠点。もう一つ申し上げますと,

防災拠点という形にしますと,茨城県,特につくば市上郷,あそこは地盤もしっかり

しているところですので,地震にも比較的強いところでございますので,圏央道が開

通しましたときに,常総インターとつくば中央インターの間にスマートインターを作

ってほしいっていう市民からの強い要望がおきておりますけれども,スマートインタ

ーをなかなか作りにくいと。距離がギリギリ短いとか長いとかですね,間に作るとか

ですね,そういったときに昨年の常総の水害とかを考えますと,やはり高台に防災拠

点を置くという,そういったことになりますと,国土交通省の部長さんもいらっしゃ

ったと思いますけれども,国土交通省,あるいは国の方にも相談させていただきなが

ら,上郷高校につくば市だけの防災拠点だけでなく,一定の広域的な防災拠点も含め

た倉庫なども含めると,インターもできてくるのかなと。さらにはそこにハイウェイ

オアシスができれば,先ほど委員や座長からありました,道の駅とか,そういった話

もやはり何か波及効果も期待できる,まずそういった形で牽引しながら市民のための

形になっていければな,と思っております。少し雑駁といいますか,幅広いお話

にさせていただきましたけれども,ご検討いただければな,と思います。

(座長)

防災については,防災マスタープランのようなものとか防災拠点の配置計画のよう

なものは市の方でもう作られているのですか?

(委員)

地域防災計画というものは作られています。

(座長)

作られていますよね。だから広域的な拠点を,そこらへんとの整合性が必要になっ

(17)

ほかには,いかがでしょうか。

(委員)

はい,4回開催されて,4つの案に絞り込まれたと理解しました。これからは,ひ

とつは,絞り込みを深めていくという案と,それから座長のご提案もありましたけれ

ども,少し別の観点,見方で課題を克服するようなことを考えることも,この場とし

てあり得るのではないかと思いました。あと2回会議を行うと伺いましたので,基本

的には絞り込みをしていくようになるのかなと思っておりますが,ただそうは言って

もそれでもって将来のこの地区の発展を十分に担保できるということでもないでしょ

うから,その先の課題というのもちゃんと提案しておく,ということでこの場の議論

をしていったらいいのではないかと感じたところです。その観点から,上郷高校は跡

地になりましたが,先ほど,事務局の方からお話があったとおり,つくば市全体でも

こういった跡地,空き地がこれからどんどん増えるという話があって,そのことを当

然つくば市としても受け止めて,組織改編というようなことをなさったというように

伺,いました。そういう観点からはもちろん,早い者勝ちだと,検討を始めたのが早

い地区が一番有利なのですけれども,ほかの地区も,おそらくこういった議論をこれ

から続けていくことになろうかと思いますので,つくば市全体との関連や位置づけの

整理が必要ではないかと思います。機会があるのであれば,ほかの地区の今後の跡地

がどのくらいどういう形で出てくるのかというような見通しが,いろんな公共施設が

あるので,道路とか公園といったインフラというものはなかなかすぐに再編とはなか

なかいかないとは思いますけど,一般的にはいわゆるこういう建物系は,いろんな形

で再編をしていくというような形が出てくるのだと思いますので,そのあたりの,市

全体の見通しがもしわかれば教えていただけると,この地区の検討の参考になるだろ

うと思います。その中でおそらくハコものだけの問題ではなくて,座長もおっしゃら

れたとおり,移動の問題というのでしょうか,施設と交通との連携についても検討す

(18)

つくりになった資料によれば,この地区の小学生がどんどん減っていく,というよう

な,そういう見通しが既にあるようなものもございまして,これはあくまで 27 年度ま

での数値ですので,今後がどうなるかっていうのはちょっとわからないところはある

のですけれども,そういった今後この地区がどうなりそうなのかっていうようなデー

タを,少し見せていただけると交通を含めいろいろ検討できるので,さらに深堀り,

絞り込みがしやすくなるのではないかと思った次第です。もう1回か2回検討会がで

きるというのであればそういうところもお考えいただけたらなと思います。そうする

と議論が集約,収斂,するのではないかなというような気がいたしました。

(座長)

ほかにも何かご意見がございましたら。

絞り込みの方向性としては,私案として今日の提案の中で言えば,滞在観光農園,

ものづくり大学,文教施設的なもの,そんな中で言えば,民間開発事業所工場ってい

うのはちょっと他力本願的だし,なかなか難しいのではないかと思います。もちろ

ん,ぜひここにまとまって土地を取得したいということであれば別ですが,現時点

で,これは相当ハードルが高いし難しいような気がいたします。むしろやはり農と

か,それからものづくりというよりも少しアート的なものとか,そういう付加価値を

つけるもの,それからそれをスクリーミングしたり学んだり,教えられる関係ってい

うものを作り上げていく。それから,いわゆる学校教育。生涯学習型,それから教え

る教えられる関係も,スマホとか,SNS とかゲームとか,そういったものは今の中高生

のほうが圧倒的にわれわれよりも習熟していますので,今朝のテレビで言っていたの

が,学校の先生が生徒に教わるということで,あのラインの使い方で,そういったも

のがあるのかとか逆転する関係なのですよね。今までの教える側っていうのは大体年

長者で,教えられる側は若い人っていうそういう関係じゃない学び方など,いろんな

学びのスタイル,学び自身が今までは日本式の教育というのは偉くなるためにとか目

(19)

稼いでも,リタイヤした人にとってみれば,源氏物語など,昔中学校に読んだときは

さっぱりわからなかったけれども,最近はわかりやすく,現代語訳されているのもあ

るし,もう一回原点に立って読んでみたいとか,そういう人も増えてくるとか,挫折

したけれども,もう1回音楽を学んでみたいとか,そのような広い意味でのスクーリ

ング機能をもった施設としてうまくできないかとか。今日の意味では僕も農とか,そ

れから手仕事ハンドワーク的なものとか,それからアートもある種の手仕事的な要素

もあるし,最先端といえばいろいろなハイテクを使ったアートもあるでしょうし,ロ

ーテクのものもあるでしょうし,そういうなにかいい組み合わせの中でどうやって付

加価値をつけていくかっていうような話がまとめる方向性としてはあるのではないか

と思います。できるだけやっぱり施設としてはあるものをうまく使いこなしてそれを

必要なところは改善するとか,最低限の安全性を確保するために耐震性を問題ないく

らいにして,だましだまし使うっていうことになると実際にはまずいと思いますし,

そこはやらなきゃいけないとしても,できる限り今のものをうまく使いこなしていっ

て付加価値を高めていくやり方っていうのも相当あるのではないか。今ある施設をな

るべく使いまわしていくとか,転用,活用していく,それからできればやっぱり周辺

や,もう少し広い意味で言えばつくばのあるものとのコラボレーションをやるとい

う,ソフト的に言えばつくばにある研究機関,教育機関との,いろいろな知的資源と

の連携,コラボレーションによって,プロジェクトをうまく展開していくというよう

なことで,なるべくお金や誰かに依存しないでもできるようなものとして構想できな

いか,少し事務局のほうで今日の意見をまとめていただければなと思います。

なにかほかに,ご意見があればぜひ出していただければと思います。

(委員)

ただいま座長からのお話についてはまったくの共感といいますか。改めてお話しま

す。私のほうからお話させていただきますのは,そういうことでは上郷の小学校子供

(20)

めをかけるためにも,あの今回の跡地利用についても大きな課題の一つに,前にもお

話させていただきましたけれども,この地域に上水道が入っていないんですね。やは

り火災があったって言っても,防火水槽も昔の 50 コックとか何十コックとかの水槽が

あるだけで,昔は小さい家だったから消せたんですが,今は随分大きくなりまして,

水がなくなって延焼してしまったという事例も残念ながらそのような起きているよう

な地域でございますので,できるだけやはり跡地を具体的に工場か何かという,元の

話に戻ってしまって恐縮ですけれども,いずれにしても上水道をまず本管だけでも通

していただいて,消火栓と水を入れるとですね,ここに要望するわけではないのです

けれども,あくまでも課題としてです。子供たちが少ないというのは,新しく引っ越

してきてくれる方は期待して,そういう今上郷地区の方々の長男,長女の跡取り,だ

れかの跡を取ったとしても兄弟がいらっしゃったときに,新宅でという言葉があるの

ですけれども,新宅で家,畑,親の畑をもらってそこで家建てるべよ,と言っても集

落の水道がもうパンクした状態で,水圧が下がってしまうのでつなげない。家を建て

るのだったら自分で,自前で浅い井戸を掘ってくれと。浅い井戸というと,深い井戸

だとお金がかかりますから,そうするとやはり水質の問題とかで,井戸まで掘ってま

でやるんだったら,じゃあ違うところ,研究学園地区とかどっかに住むわとかで,せ

っかく地元に住もうという,生まれ育った土地をもらってという方も住めない状況に

あるんですね。ちょっと別の話になってしまって恐縮なのですけれども,やはりあれ

もこれもってなりますと,上郷高校跡地を検討した中において,課題として見ていた

だければ結構でございますので,上水道というのがないということも,当面そういう

面からすれば課題がありますねということも,理解していただきながら形にしていた

だければと思います。

(事務局)

先ほどのご質問の件なのですけれども,廃校の予定と,人口について,まず人口,

(21)

ております。おさらいになるのですけれども,再度ご紹介いたしますと,まず,全体

的な上郷地区の人口については,つくば市全体で 2035 年までに人口は増加していくと

いう中で,上郷地内についてはすでにつくば市の曲線とは違いまして,人口減少は始

まっているという状況でございます。児童数ですけれども,平成 27 年5月1日現在

で,この上郷高校跡地の隣にございます小学校の児童数で,11 クラス 258 名というの

が実数でございますが,教育局の推計でございますと,児童数は年々減少していきま

して,約 20 年後の平成 45 年には半分程度まで減少するということで,学校の再編を

考えていくという計画が出ているというのが人口の動き,児童の動きでございます。

それと,跡地のタイムスケジュールではないのですが,つくば市最初にご紹介させて

いただいたように,跡地をどのように計画していくか,という中で,今現在取り扱お

うとしているのが,これから廃校になっていくつくば市立の幼稚園,小学校,中学

校,旧庁舎跡地,それとこの上郷高校跡地,消防庁舎。各庁舎についても,大穂庁舎

は新耐震に適合しておりますので使っており,筑波,これも小中一貫校をつくるとい

うことでここも決まっています。決まってないのが茎崎,桜,谷田部でございます。

そちらについては,もうすでに未利用ということで,跡地の方針,そういったものは

策定してあります。こちらについては今後どのような具体的な計画をもって進めてい

くかというのを検討していくということになります。廃校になっていく中学校,小学

校廃校により跡地となっていく学校なのですけれども,平成 29 年度の時点で,中学校

は1校と小学校が5校です。これは筑波地区になります。それと,平成 30 年度には中

学校1校と,小学校3校が今後跡地となっていく予定でございます。

(委員)

上郷地区の小学校,将来どういうような編成になるのか,もしお分かりになればそ

の辺ご教示願いたいのですが。

(22)

これは第3回の検討会資料でご説明したところなのですが,つくば市学校等適正配

置計画というのがございまして,26 年8月につくば市の教育局のほうで内容を見直し

ているもので,先ほど申し上げました通り,平成 27 年児童数が 11 クラス 258 名とい

うのが,その 20 年後には半分程度まで減少するということで,この適正配置計画指針

について,平成 36 年から 45 年に今鹿島小,吉沼小との統合を検討していくというよ

うな計画になっております。

(委員)

場所はどうですか,上郷,今の小学校の跡地とか,跡地というか今の上郷小学校の

ところに来るとかね。

(事務局)

検討していく時期が平成 36 年から 45 年ということになっております。

(委員)

具体的にオーソライズした話はないのですね。

(事務局)

はい。今後,検討されます。

(委員)

小学校や中学校はどんどん小さくなっていくというようなトレンドがあるにも関わ

らず,上郷にあるインターナショナルスクールはどんどん人数を増やして,今後バカ

ロレアの高校生が出るのがたぶん4年後くらいです。小学校から9年生までですが,

今つくば市のトレンドがそちらに来ているのか。つまり,まったく別のところにイン

ターナショナルスクールがあればいいんですけれども,今建物を同じ地域に立てて,

(23)

(座長)

大体意見も出てきて,そろそろ時間なのですけれども,次回で大体の少したたき

台,提言案を少しご提示いただいて議論して,7回目にはオーソライズすると。そん

なスケジューリングでやっていきたいと思います。

参照

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